2009年4月
睡眠
 寝つきが悪い

●子どもにとって、よく寝ることが大切
入園・進級おめでとうございます。今年度からはじめてお子さんが通園される方は、お子さんが園で楽しく過ごしてくれるか不安も感じていることでしょう。お子さんが元気で過ごすためには、規則正しい生活をおくり、体調を整えることが重要です。
日々の生活の中でも大切なことは、睡眠と食事です。「寝る子は育つ」と言われるように、よく寝て、よく食べ、よく遊ぶことが本来の子どもの姿です。しかし寝つきが悪く、十分な睡眠がとれていない子どもも多くいます。睡眠不足になると、朝すっきりと目覚めることができず、園に行ってもぼんやりとして、積極的に活動に参加できなくなってしまいます。

●子どもにとって快適な環境づくりを
寝つきが悪い原因はいろいろ考えられますが、主なものとして、空腹だったり、室温が不適応だったり、昼間の遊びが不十分だということがあげられます。まずは、「朝起きたら日光を浴びる」「昼間は十分に体を動かして遊ぶ」「昼寝は3時までに切り上げる」「快適な室温を心がける」ことをしてみましょう。
また、精神的に不安になると寝つきが悪くなることもありますので、その場合は十分にスキンシップをとり、子どもの気持ちを和らげてあげてください。
物理的な原因の場合も、精神的な原因の場合も、常に子どもが安心できる環境をつくり、大人中心の生活になっていないか、もう一度基本的な生活のリズムを見直してみてください。

真覚寺保育園 園長 河原善雄

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